今季飛躍のソフトバンク柳町達、芽生えた自覚 「自分が出ないと」
今季、チームの中心選手に成長したソフトバンクの柳町達は、飛躍のシーズンを日本一という最高の結果で締めくくった。
慶大から入団して6年目の28歳は、今季自己最多の131試合に出場。打率2割9分2厘はリーグ2位で、最高出塁率のタイトルを獲得し、交流戦では最優秀選手賞を受賞した。
開幕は2軍だった。近藤健介ら主力にケガが相次ぐと、4月初旬に1軍に合流。このチャンスをものにした。外野の一角を任され、打撃でアピール。4月は3割3分3厘、6月も3割4分9厘の月間打率を残し、最下位に沈んだチームの浮上に貢献した。
主力が戻ってきても小久保裕紀監督の信頼は揺るがなかった。「チャンスメークしたり、点を取ったりと外せない選手になっている。守備面も大きい」と起用を続け、本人も期待に応えた。
飛躍のきっかけになったのが今季積極的に取り入れたウエートトレーニングだ。最初は力をつけたいという思いだったというが、「続けていくことで体が疲れていてもパフォーマンスを残せるようになった」と効果を実感している。シーズンを通して戦える体を作った。
加えて取り組んだのが、先輩選手との居残り練習。本拠地での試合後などに、近藤や栗原陵矢と共に打撃練習で汗を流した。「自分はあまり長続きしない性格。でも2人が練習していれば自然とそこに向かった」。技術面で意見を交わし、意識を高め合うことで主力としての自覚を身につけた。
「昨季、(DeNAに敗れて)日本一を逃した瞬間は、中心選手ではなかったので完全に悔しいとは思えなかった。でも今年は自分が試合に出ないといけないと思えるシーズンだったので違う感覚がある」。充実した表情で日本一を味わった。【林大樹】
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