<デフリンピック>「感謝」の銅 佐々木は2回目の「世界最速」ならず デフリンピック
東京デフリンピック第4日は18日、駒沢陸上競技場で陸上男子100メートル決勝があり、連覇を目指した日本の佐々木琢磨選手(仙台大職)は3位だった。
オリンピックでは海外勢がトップを争う男子100メートルだが、デフリンピックは違う。前回2022年大会で金メダルを獲得した日本の佐々木琢磨選手がこの種目で2大会連続メダルとなる3位でフィニッシュした。
ピストルの音の代わりに目で見て分かる「スタートランプ」の点灯に合わせ、反応良く飛び出した。「加速がうまくいかず、ちょっと遅れた」というが、仙台大で指導する名取英二さんが「力の出し方が変わる」と表現するレース本番の強さを見せ、優勝した前回の記録を上回る10秒63をマーク。大会記録を更新した金メダルのエストニア選手に0秒05届かなかったが、大舞台で地力を発揮した。
佐々木選手は日ごろ健聴者の大会にも出場しているが、デフリンピックにかける思いは特別だ。「(デフリンピックは)手話を使えるたくさんの人がいる。自分の居場所があり、自分を表現できる」
だから自分の姿をアピールし、応援を力に変えてきた。この日も決勝のスタート前、名前が呼ばれると、スタンドへ視線を向けて高々と右手を上げた。走り終えた後、スタンドの前をゆっくり見渡した時は、こみ上げるものがあった。最大の目標だった金メダルを獲得してからの3年間は、常に前向きな気持ちで過ごせたわけではなかった。
競技を続けられたのは周囲の支えがあったからこそ。目指していた色ではないが、「走るのが好き」と迎えた4回目のデフリンピックで再びメダルを首にかけ、「日本としてメダルを取れたのは誇り。感謝の気持ちでいっぱい」と笑みがこぼれた。【川村咲平】
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