「最速大関」の安青錦は西に 朝乃山が再入幕 大相撲初場所番付発表

2025/12/22 06:00 

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 大相撲初場所(1月11日初日、東京・両国国技館)の新番付が22日、発表された。新関脇だった11月の九州場所で初優勝したウクライナ出身の安青錦が、新大関に昇進して西に就いた。

 2023年秋場所の初土俵から所要14場所での大関昇進は、年6場所制が定着した1958年以降初土俵(付け出しを除く)では最速。今年春場所の新入幕から所要5場所での大関も、戦後1位タイのスピード記録となった。

 21歳8カ月での新大関は白鵬(最高位は横綱)の21歳0カ月に次ぎ、年6場所制で歴代4位の年少昇進で、記録ずくめとなった。

 東横綱は先場所12勝した豊昇龍で、西は千秋楽を休場して11勝だった大の里。東大関は琴桜で、4場所ぶりに大関が東西にそろった。

 関脇は大関経験者の霧島と高安で、高安は3年ぶりに関脇を務める。小結は関脇から落ちた王鵬と、再小結の若元春だった。新入幕はモンゴル生まれで拓大出身の朝白龍と、東洋大出身の羽出山。

 再入幕は大関経験者の朝乃山の1人で、24年名古屋場所以来となる幕内復帰を果たした。三段目転落からの2度の幕内返り咲きは史上初。前頭3枚目の伯桜鵬が伯乃富士(はくのふじ)と改名した。【飯山太郎】

毎日新聞

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