伊勢ケ浜部屋の力士が一斉に改名 9人中8人は旧宮城野部屋出身

2025/12/22 06:00 

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 大相撲の前頭・伯桜鵬ら伊勢ケ浜部屋所属の9力士が一斉に改名した。このうち8人は、元横綱・白鵬翔氏が師匠を務めていた旧宮城野部屋出身の力士だった。

 22日に初場所(来年1月11日初日、東京・両国国技館)の新番付が発表され、前頭3枚目の伯桜鵬は伯乃富士(はくのふじ)となった。旧宮城野部屋所属で幕内経験がある幕下の炎鵬は改名しなかった。

 他に幕下では聖白鵬(せいはくほう)が寿之富士(としのふじ)、天照鵬(てんしょうほう)が三重ノ富士、松井が嵐富士に改名した。

 三段目では泉翔鵬(せんしょうほう)が泉富士、川副が花の富士、美(ちゅら)が美富士(ちゅらふじ)、大ノ蔵が蔵ノ富士となった。

 良ノ富士(かずのふじ)から改名した序二段の翠河富士(すいがふじ)は旧宮城野部屋出身ではない。

 先代宮城野親方の白鵬氏は2024年、弟子の元前頭・北青鵬(引退)の暴行事件などで部屋が閉鎖となり、力士らとともに伊勢ケ浜部屋預かりに。白鵬氏は今年6月に日本相撲協会を退職し、相撲の国際的な普及活動などに取り組んでいる。

 伊勢ケ浜部屋の師匠は現在、元横綱・照ノ富士の伊勢ケ浜親方が務めている。【飯山太郎】

毎日新聞

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