２７日に開幕する第１０５回全国高校ラグビーフットボール大会（毎日新聞社など主催）を前に、会場となる東大阪市花園ラグビー場の周辺で２３日、地元企業や市職員らによる清掃活動があった。約１時間かけて菓子袋やたばこの吸い殻などのゴミを拾った。

　約６０人が参加し、同ラグビー場を拠点にする「花園近鉄ライナーズ」の選手も協力。ＳＨ河村謙尚選手（２６）とプロップ高橋虎太郎選手（２５）は共に高校時代に全国大会を経験し、「花園は特別な場所」と励んでいた。

　河村選手は「観戦する人や選手に気持ちよく過ごしてもらえたら」と話し、高橋選手は「出場する選手たちは、全力で楽しんでほしい」とエールを送った。【塩路佳子】