第１０５回全国高校ラグビー大会（毎日新聞社、日本ラグビー協会、全国高校体育連盟、大阪府、大阪府教育委員会主催）が２７日、東大阪市花園ラグビー場で開幕した。記念大会のため例年より５校多い全国５６校が出場。決勝の２０２６年１月７日まで高校ラグビーの聖地で熱戦を繰り広げる。

　開会式では、関西学院（兵庫）の西浦章博主将（３年）が「分断や争いが起きるこの時代に、私たちがノーサイドの精神を体現する意義は大きいはずです。支えてくれた全ての人、これまで戦ってきた全チームの思いを背負い、この舞台に立てる感謝を忘れず、伝統のここ花園で正々堂々戦うことを誓います」と選手宣誓した。２７日は１回戦１０試合がある。

　大会日程は次の通り。

　１回戦＝１２月２７、２８日▽２回戦＝３０日▽３回戦＝１月１日▽準々決勝＝３日▽準決勝＝５日▽決勝＝７日。【岡崎英遠】