巨体生かし「小錦のよう」 熱海富士が首位に並んで千秋楽へ 大相撲

2026/01/24 19:51 

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 ◇大相撲初場所14日目(24日、東京・両国国技館)

 ◇○熱海富士 浴びせ倒し 霧島●

 熱海富士が5連敗中だった霧島に快勝し、ついに3敗で首位に並んだ。2024年夏場所以降、苦杯をなめ続けた大関経験者からの久々の白星に、支度部屋では付け人と「ウッシャー」と拳を合わせ喜びを分かち合った。

 相撲巧者の霧島相手に構わず出た。当たり勝ったものの二本を差されたが、左上手を引きつけながら右からおっつけて前へ。粘る相手にもついていき、最後は幕内最重量の195キロの巨体を預けて浴びせ倒した。

 再入幕場所だった23年秋場所で、大関・貴景勝(現湊川親方)に敗れたものの優勝決定戦に進み、一躍脚光を浴びた。翌場所も11勝し、2場所連続の敢闘賞に輝く。しかし、その後は伸び悩む。

 ただ、今場所は「立ち合いがいい」と八角理事長(元横綱・北勝海)。加えて、この日の取組は「小錦を思い出した。圧力がある。休まない」。ハワイ出身で大関まで昇進した小錦に通じる、巨体を生かした攻めを評価する。

 所属する伊勢ケ浜部屋は、今場所で金星を挙げた義ノ富士に伯乃富士と将来性豊かな新鋭を擁する。ただ、熱海富士も含め、3人とも三役経験はない。

 前頭4枚目で既に11勝を挙げ、来場所の新三役が近づいてきた熱海富士。三役どころか、2年半前には届かなかった賜杯に向けての大一番を千秋楽に迎える。【飯山太郎】

毎日新聞

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