丸山希、表彰台ならず 「足の裏」に迷い W杯ジャンプ札幌大会

2026/01/24 19:52 

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 ◇ノルディックスキー・ワールドカップ(W杯)ジャンプ女子個人第21戦(24日・札幌市大倉山ジャンプ競技場)

 ◇丸山希(北野建設)256・7点=4位

 「ふう」と息を吐いて、丸山希選手は1回目の助走に入った。美しい助走姿勢からジャンプ台を飛び出し、130メートルで2位。右拳を何度も突き上げる納得の飛躍だった。ところが2回目は126・5メートル。思うように飛距離が伸びず逆転で表彰台を逃し、「足裏ポジションを迷ってしまった」と悔しがった。

 今季、ワールドカップ(W杯)で初優勝。国内でのW杯4連戦の初戦、山形・アリオンテック蔵王シャンツェでの第19戦も制し通算6勝目と好成績を残し続けている。

 好調の最大の要因は「足の裏の取り組み」だ。助走の際に足の裏にしっかりと体重をかけ、助走姿勢を安定させる技術の会得に、昨季終わりから力を入れてきた。結果として助走時の姿勢が低くなり、ジャンプ台の踏み切りの際により大きな力を使えるようになったという。

 札幌大会開幕前の記者会見でミラノ・コルティナ冬季オリンピックに向けた手応えとして「85%」と答えた丸山選手。この日の1回目のジャンプは「100%ぐらいでやりたいことができていた」と言う。2回目は直前でゲートが変更されたため、「目線とかを考えすぎてしまった」とミスの理由を振り返った。

 25日はミラノ五輪前の最後の国内試合。「プレッシャーは感じていない」というが、「一戦一戦、目の前の試合が大事。同じミスを繰り返さないようにしたい」と気を引き締めた。【森野俊】

毎日新聞

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