「真のスポーツマンシップ」 失意のマリニン、直後の振る舞いに反響

2026/02/14 17:44 

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 ミラノ・コルティナ冬季オリンピックのフィギュアスケート男子で、金メダル最有力ながら8位に終わったイリア・マリニン選手(米国)。傷心の中で、演技後に勝者をたたえた振る舞いが反響を呼んでいる。

 ショートプログラム(SP)首位で、最終滑走でフリーに登場したマリニン選手は2度の転倒やジャンプのミスで得点が伸びず、演技後は悲痛の表情を浮かべた。

 キス・アンド・クライでフリー15位という結果を見届け、現実を受け止めたマリニン選手。金メダルはSP5位から順位を上げたミハイル・シャイドロフ選手(カザフスタン)が手にした。

 マリニン選手は感極まった表情のシャイドロフ選手のもとに歩み寄り、抱擁して祝福を伝えた。

 国際スケート連盟(ISU)が「True sportmanship(真のスポーツマンシップ)」という言葉を添え、この光景を収めた写真をX(ツイッター)に掲載すると、多くのリポストや「いいね」の反応があった。

 メダル獲得後の記者会見で、シャイドロフ選手はマリニン選手から「君が受賞(金メダル)に値する」と声をかけられたことを明かし、「彼は史上最高のスケーターだ」と語った。【岩壁峻】

毎日新聞

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