大相撲・旧宮城野部屋が消滅 白鵬氏退職後、再興の申請なく

2026/05/28 18:17 

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 日本相撲協会は28日、元横綱・白鵬翔氏が師匠を務め、不祥事で閉鎖された旧宮城野部屋の力士らに対する伊勢ケ浜部屋への「預かり」を解除したと発表した。旧宮城野部屋は消滅し、力士らは伊勢ケ浜部屋に完全移籍する。旧宮城野部屋再興の申請がなかったことなどが理由だという。同日の定例理事会で賛成多数で可決した。

 協会は2024年2月、当時は宮城野親方だった白鵬氏は、弟子で元前頭・北青鵬(後に引退)の暴力について監督責任や通報義務を怠ったなどとして2階級降格処分を下した。さらに白鵬氏が、師匠としての素養や自覚を欠くとして、旧宮城野部屋を閉鎖し、弟子らとともに同じ一門の伊勢ケ浜部屋に「預かり」として一時的に移籍させた。

 白鵬氏は「協会外から相撲の普及・振興を図る」などとして昨年協会を退職した。その後、協会は旧宮城野部屋の力士らの指導・育成を申し出る親方がいた場合、理事会で再興を審議する方針だった。

 今回、協会は預かりから約2年、白鵬氏の退職からは約1年が経過したものの、これまで宮城野部屋再興の申請がないため、完全移籍を決定したという。

 藤島広報部長(元大関・武双山)は「力士も将来どうなるのか不安に感じていたと思うが、より(土俵に)集中できるようにという結果(の判断)」と説明した。

 旧宮城野部屋では、間垣親方(元前頭・石浦)が部屋付き親方として、伊勢ケ浜部屋に所属している。また、十両・炎鵬が5月の夏場所で、親方になる資格の一つの「関取30場所」を満たした。【飯山太郎】

毎日新聞

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