CA飲酒で日航機が遅延 国交省が監査 自己検査結果を申告せず

2026/05/28 18:17 

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 日本航空で搭乗前のチーフ客室乗務員(CA)の呼気から基準値を超えるアルコールが検出され、便の出発が約40分間遅れるトラブルが23日あり、国土交通省は28日、航空法に基づき、東京・羽田空港内の日航事務所に監査に入った。

 日航は2025年に国際線の機長が乗務前日に飲酒し出発が遅れるなどのトラブルが相次ぎ、国交省から厳重注意を受けたほか、24年にも飲酒問題を巡り、業務改善勧告を受けた。国交省は「再発防止策がしっかりと講じられていたかも含め、事実関係を調べる」としている。

 日航の発表によると、チーフCAは50代の女性で、23日午前7時40分の広島発羽田行きの便(乗客186人)に乗務予定だった。22日午後5時半からホテルのラウンジで同僚のCAと飲酒し、同9時半ごろまでの間にビールとワインをグラスで2杯ずつ飲んだ。日航の社内規定は、乗務のために出頭する時刻の12時間前を過ぎての飲酒を禁じるなどとしており、これに違反した可能性がある。

 また、23日朝に自身で行った検査で基準値を超えるアルコールを検知していたにもかかわらず申告しなかったため、日航は別の乗務員の手配などができなかったという。一方、同僚のCAは体調不良を申告し、乗務から外れていた。

 日航の中川由起夫常務は27日に記者会見し「対策が十分に機能せず、重い責任を感じる」と釈明。パイロットと同様にCAも滞在先での飲酒を禁止すると明らかにした。【木村敦彦】

毎日新聞

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