神村学園・小田監督「誰かのために頑張るのも大事」 夏の甲子園

2026/08/06 20:17 

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 全国高校野球選手権は第2日の6日、阪神甲子園球場で1回戦があり、神村学園(鹿児島)は東筑(福岡)との九州対決を5―1で制し、2年ぶりに初戦を突破した。

 神村学園の小田大介監督の試合後の主なコメントは次の通り。

 ◇神村学園・小田大介監督

 ◇「あそこを見切れたら勝機が…」

 <エース右腕・龍頭汰樹投手ではなく、2年生左腕・松永遥斗投手を先発させた理由は>

 ちょっと言葉が悪いですが、(松永投手は)嫌らしいボールを投げられるピッチャー。東筑さんはきれいな真っすぐに強そうな印象があり、動くボールを利用しようと思い、松永にしました。

 松永は最近、きれいな真っすぐを投げられていなかった。逆にこれは直さなくていいかなと思って、思い切っていきました。

 <開始直後、相手の平山護選手に先頭打者本塁打を浴びました>

 さすが平山君。警戒している中で完璧に打たれたので、ナイスバッティングでした。

 <その後、松永投手は五回途中まで最少失点で好投しました>

 よく立て直して、粘り強く投げてくれました。

 <五回1死一、二塁のピンチで龍頭投手を投入しました>

 (東筑の2番打者)筋田(泰雅)君に対して、松永がちょっと投げにくそうにしていたので。

 <龍頭投手はロングリリーフで無失点>

 もう、さすがだなという一言に尽きると思います。

 <(打線は)2桁安打、(守りは)失点1でした。次戦へ課題は>

 九回の最後のエラーが……。締める(べき)ところだと思うのでもう一回、守りからきちんと攻撃に転じられるようにやりたい。

 <三回は、いずれも初球打ちの3連打などで逆転しました>

 (東筑の深町光生投手に)低めの変化球を振らされていました。あのチェンジアップは、県大会(福岡大会)はいいところから落ちていましたが、(きょうは)はっきりとしたワンバウンドになっていました。

 あの低めの変化球はとにかく捨てて、あそこを見切ることができたら、うちは勝機があるぞという言葉をかけて、ちょっと浮いたボールをスイングしていこうと話しました。

 (相手が)カウントを取りに来たボールを積極的に行ってくれたので、(自分たちの)バッターがさすがだったかなと思います。

 <試合前の取材の際、「甲子園に魔物はいない」と話していました。先頭打者アーチを打たれて始まった試合で逆転勝ちしたナインをどうを見ていましたか>

 先取点を取られる(かもしれない)というのは試合前のミーティングで話していたので、あそこを1点で抑えたのが、うちに勝機がまだあったのかなと。

 2点、3点、4点と入っていたら、すごくきつかったですけど、そこでよく立て直してくれました。

 <チームには地震の被災地の熊本出身の選手もいます>

 大会期間中の応援部隊も、(普段とは)別ルートで迂回(うかい)し、今までよりも3、4時間くらいプラスで(甲子園まで)かかってるように聞いている。

 応援の人たちも大変だし、ちょっとでも私たちがテレビ越しで皆さんに伝えられる何かがあれば、本当にいいのかなと思っています。

 勝つことも大事ですけど、そうやって誰かのために頑張るのも大事じゃないのかということで、今、頑張らせてもらっています。

 選手たちにもずっと言っています。人ごとじゃないぞ、という話はよくしています。

毎日新聞

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