最高額は1泊16万9000円 福岡県議会が視察経費公表、基準内は2件

2026/08/06 20:11 

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 福岡県議会は6日、費用が高額だと批判されている海外視察について経費の内訳をホームページで公表した。対象は改選後の2023~25年度に欧州や米ハワイなどに行った計23件(総額約2億6496万円)で、そのうち支出が1000万円超だったのは半数以上の13件に上った。宿泊費の最高額は24年2月のフランス視察の際に議長が泊まったホテル代で、当時の県の基準額の約6倍にあたる1泊16万9000円だった。

 ◇基準額の約7倍も

 県議会事務局によると、1回の視察の総経費が最も高額だったのは24年2月に議員と職員計11人が参加した欧州訪問で、計約3004万円。人や動物の健康を一体的に守る「ワンヘルス」に取り組む国際機関との意見交換などが視察の目的だった。ワンヘルスは獣医師でもある蔵内勇夫議長が推し進める政策として知られる。

 高額さが際立つと指摘されてきた宿泊費は1泊10万円以上の支出もみられ、24年4月に議長が南アフリカで泊まった1泊11万7000円(基準額の約7倍)▽25年1月に副議長が米ハワイで泊まった1泊13万3300円(同約6倍)――などだった。バンコク議会が費用を負担したタイ訪問(2件)を除くと、議員と随行職員のいずれも宿泊費が基準内に収まったのは2件しかなかった。

 県議会の海外視察を巡っては報告書が公表されていない点にも批判が集中。県議会は7月、現職県議が任期中に行った視察については全て報告書を公表すると決めたが、現時点で12件の公表にとどまっている。【宗岡敬介、池田直】

毎日新聞

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