神戸港に「スーパーヨット」施設整備へ 富裕層大型クルーザーに特化

2025/02/05 08:45 

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 神戸市は、神戸港に新設するマリーナを「スーパーヨット」と呼ばれる富裕層が所有する大型クルーザーに特化した施設にすることを決めた。2027年春ごろの開業を計画。25年4月に同港で開業するアリーナと合わせ、周辺のにぎわいづくりを目指す。

 24年12月に整備・運営事業者として自動車ディーラーのジーライオン(同市中央区)を代表とする7社の企業グループを優先交渉者に選定した。新設するマリーナの対象区域は新港第1突堤と第2突堤の間の6・4ヘクタール。

 市によると、整備を要望する声があったといい、担当者は「スーパーヨットに特化した国内初の施設になる。周辺施設との相乗効果で、にぎわい創出を期待できる」と話している。【大野航太郎】

毎日新聞

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