「スイッチ2」不正出品対策 任天堂、メルカリなどフリマ3社と協力

2025/05/27 12:23 

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 任天堂は27日、任天堂商品の不正出品対策でメルカリなどのフリーマーケットサイトを運営する3社と協力すると発表した。対象には6月5日に発売する新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ2」も含まれる。出品者の手元にない商品の出品など各フリマサイトの利用規約に反する行為が判明した際は出品を削除する対応を取るとしている。

 メルカリのほかに協力に合意したのは、ヤフーオークションやヤフーフリマを運営するLINEヤフー、楽天ラクマを運営する楽天グループ。

 任天堂は2026年3月までにスイッチ2を全世界で1500万台販売する計画を公表している。一方で、4月に実施した任天堂の自社通販サイトの初回抽選には日本国内から同社の想定を上回る220万件の応募があるなど人気が高まっている。発売直後は品薄になることが懸念されており、今回の協力合意も転売対策の一環とみられる。

 また、ヤフーオークションとヤフーフリマは27日、取引環境の混乱を招くおそれがあるとして、スイッチ2本体の出品を当面の間禁止すると発表した。【妹尾直道】

毎日新聞

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