<1分で解説>夏の風物詩 スイカの消費に変化 20年で購入量半減
スイカの食べ方や売れ方が、昔と大きく変わっています。昔は大きなスイカを丸ごと買って家族みんなで食べるのが定番でした。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「スイカの今どき事情」を解説します。
Q スイカの食べ方が変わったって聞いたよ。どうしてなの?
A 果物全体の消費量が年々減っていることや、家族の人数が減ったことが大きな理由です。
総務省の家計調査によると、2人以上の世帯が1年間に買う生鮮果物は2001年は平均103.2キロでしたが、23年は64.6キロと6割ほどに減りました。
Q スイカも同じように減っているのかな。
A 2人以上の世帯が1年間に買う量は01年の平均6.8キロから23年は2.9キロと半分以下になっています。
Q どうして果物を食べる人が減ったの?
A お菓子やデザートがコンビニですぐに買えるようになったことや、果物は日持ちしにくく皮をむくのが面倒なことが理由です。
Q スイカ離れが進んでいるの?
A スイカそのものを食べなくなったわけではなく、家族の人数が減ったり、1人暮らしが増えたりして、1世帯あたりの消費量が減っているのです。
Q 今はどんなスイカがよく売れているの?
A 東京都練馬区のスーパー「アキダイ関町本店」では、販売量の6割がカットスイカ、3割が小玉スイカ、1割が大玉スイカです。秋葉弘道社長は「気温が高くなると食欲がなくなります。そんなときに食べるスイカはおいしい。消費の形が変わっても、スイカが夏の風物詩であることに変わりはないのではないでしょうか」と語っています。
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