日経平均、一時900円超下落 節目の4万円台割る NYの株安影響

2025/08/04 09:54 

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 4日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は、ほぼ全面安の展開となった。下げ幅は前週末と比べ一時900円を超え、節目の4万円を割り込んだ。取引時間中に3万円台を付けたのは、7月22日以来、約2週間ぶり。

 午前10時現在は、前週末終値比828円10銭安の3万9971円50銭。1日に発表された7月の米雇用統計で、景気動向を敏感に示す非農業部門の就業者数が市場予想を下回り、5、6月分も下方修正され、ニューヨーク株式市場で株安が進んだ。東京市場もその流れを引き継ぎ、銀行関連株などの売り注文が膨らんだ。

 一方、東京外国為替市場の円相場は前週末比で3円ほど円高が進行し、4日午前は1ドル=147円台で推移した。【山下貴史】

毎日新聞

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