東証続伸、史上初の４万４０００円台に 最高値を更新
９日午前の東京株式市場は日経平均株価（２２５種）が続伸して始まり、上げ幅は一時５００円を超え、取引時間中として初めて４万４０００円台に乗った。東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）も続伸し、前日に続き取引時間中の史上最高値を更新した。
午前１０時現在、日経平均は前日終値比４５１円０４銭高の４万４０９４円８５銭。ＴＯＰＩＸは同２２・１９ポイント高の３１６０・３９。
前日の米国市場で、労働市場の減速を裏付けるニューヨーク連銀の調査結果から米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）の早期利下げ観測が高まり、主要な株価指数が上昇。東京市場もこの流れを受け、半導体関連株などを中心に買い注文が広がっている。【山下貴史】
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