「ばけばけ」の経済効果80億円 山陰合銀、放送から1年間で試算

2026/02/07 10:45 

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 NHK連続テレビ小説「ばけばけ」による島根県内への経済効果について、山陰合同銀行(本店・松江市)が放送開始の2025年9月末から1年間で約80億円に達するとの試算を発表した。内訳は松江など県東部3市の観光客の宿泊費や飲食費など各事業所に直に支払う直接効果が約53億円。関連産業の増産などの波及効果を約27億円と推計した。

 同行は、小泉八雲記念館など松江市の主要観光施設の観光入込客数(25年10月と24年10月)や県観光動態調査(24年の通年)などを基に計算した。

 松江、安来、出雲3市の観光入込客の増加は宿泊客が11万1700人、日帰り客は47万6400人と見積もり、観光消費増加額は58億7300万円と試算した。内訳は、宿泊費23億3700万円▽飲食費13億8000万円▽土産代9億4600万円▽交通費6億1500万円▽入場料2億6000万円――などとなった。

 その結果、直接効果約53億円のほか、関連産業の増産・増収の第1次波及効果を約16億円、従業員の所得増による消費活性化などの第2次波及効果を約11億円と算出した。1月の最大震度5強の地震による旅行キャンセルは考慮していないという。

 同行は「ばけばけは春で終わるので、継続的に観光に来てもらう施策が必要だ」としている。【村瀬達男】

毎日新聞

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