米ワーナー買収合戦、パラマウントに軍配 ネットフリックスは撤退へ

2026/02/27 10:49 

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 米動画配信大手ネットフリックスは26日、米メディア大手ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)の買収合戦から事実上撤退すると発表した。WBDの取締役会は同日、米メディア大手パラマウント・スカイダンスが示した買収案の方が優れていると判断したと公表している。ワーナー争奪戦はパラマウントに軍配が上がった形だ。

 WBDは2025年12月、ネトフリが720億ドル(約11兆円)で買収することで合意したと発表。これに対しパラマウントも買収に名乗りを上げ、激しい争奪戦を演じていた。

 パラマウント側は24日、WBDの買収価格を従来の1株当たり30ドルから31ドルに引き上げる修正案を提示。米ブルームバーグ通信によると、買収額は1110億ドル(約17兆円)になる。一方、ネトフリは26日に公表した声明で、パラマウントの提案に追随して買収価格を引き上げた場合「もはや財務的な魅力がなくなる」と指摘。「この取引は、いかなる価格でも『必ず手に入れるべき』ものではなかった」とし、買収を断念する方針を示した。

 パラマウントは、映画製作などのスタジオ部門や動画配信サービス部門のほか、CNNなど不振の報道部門を含むワーナー全体の獲得を提案している。【ワシントン浅川大樹】

毎日新聞

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