南海「ラピート」の100円特急券、3月末で廃止へ 関空-泉佐野間
南海電鉄は空港有料特急「ラピート」の関西空港―泉佐野駅間(8・8キロ)に限って販売している100円の特急券を3月末で廃止する。ラピートの乗客が大きく落ち込んでいた約20年前、利用拡大を図るために格安料金として導入されたが、訪日外国人旅客の増加に伴って満席になる列車も多くなっているため。
◇100円特急券、なぜ誕生
ラピートは難波と関西国際空港を結び、通常の特急料金は520円。南海は05年11月、関西空港―りんくうタウン―泉佐野駅間に限り、大人(12歳以上)100円、小児(6~11歳)50円の特定特別急行料金を設定した。当時は関空の就航便数が伸び悩み、ラピートの05年度の乗客数は178万人と、運行開始翌年の1995年度の57%の水準まで落ち込んだ。乗客がおらず「空気を運ぶ列車」とも言われる時期だった。
南海は「当時は利用の裾野拡大を図ることが喫緊の課題だった。手軽に特急を利用できるように大幅に低廉な特急券を設定した」と説明する。
ラピートの利用には特急券のほかに乗車券が別途必要で、座席指定のレギュラーシートに乗車する。関西空港―泉佐野駅間は、空港従業員のほか、和歌山方面から泉佐野駅で乗り換えて関空に向かう乗客の利用が多い。南海は100円特急券の年間の利用者数を公表していないが、導入でラピートの知名度向上や旅行以外の日常利用の増加に一定の効果があったと分析する。
◇4月から特急料金値上げ
近年、訪日外国人の増加に伴ってラピートの乗客が増加し、24年度には414万人と過去最高を記録した。南海は「列車によっては満席となり、次の列車まで待っていただく場合がある。より多くのお客さまに関西空港―難波駅間を乗車いただきたい」と廃止を決めた。
南海は4月1日からラピートの特急料金を520円から700円に値上げする。消費税増税以外での値上げは1995年以来。車内で購入する場合は一律300円を加算する。新たにチケットレス料金550円を導入し、改定後の料金より150円安く購入できる。
ラピートは関空が開港した1994年9月に運行を始めた。関空と難波間を最短34分で結び、1日66本運行する。【中村宰和】
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