パンクしません! 次世代タイヤの実証実験 福岡・久留米で開始

2026/05/19 06:45 

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 空気の充塡(じゅうてん)が不要な次世代タイヤ「AirFree」(エアフリー)の実証実験が、開発したブリヂストンの創業の地である福岡県久留米市の石橋文化センターで始まった。エアフリーを装着した電動カートは一般公開され、31日まで園内の周遊ルートで乗り心地を確かめることができる。

 エアフリーは、強度と弾力を兼ね備えた樹脂製のスポークの接地面にゴムを貼り付けた構造で、パンクしないのが最大の特徴。樹脂は夕暮れ時でも視認性の高い青色で、ゴムとともにリサイクルできる。

 人口減少が進む中、ブリヂストンは、高齢者の買い物や観光などの移動手段として期待される低速電動車「グリーンスローモビリティー」との親和性が高いとしている。

 ブリヂストンと久留米市は2025年11月、エアフリーの実証実験で連携協定を締結。現地で開かれた発表会で、同社の田村亘之取締役代表執行役EASTCEOは「新たな価値で社会に貢献したい」とあいさつ。原口新五市長とカートに乗り込み、バラが咲き誇る園内を巡った。試乗は午前10時~午後2時。【石田宗久】

毎日新聞

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