神奈川県内の新築マンション平均価格 6月は初の1億円超え

2026/07/30 07:45 

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 6月の神奈川県内の新築マンション平均価格は、前年同月より50・5%上昇の1億379万円だった。不動産経済研究所(東京都新宿区)の調査によるもので、単月の1億円超えは初めてという。横浜駅徒歩圏や武蔵小杉(川崎市中原区)といった人気エリアの高額物件が、平均価格を押し上げた。【葛西大博】

 6月の首都圏(1都3県)全体の平均価格は、同10・6%上昇の1億137万円で、発売戸数は同4・7%減の1564戸だった。県内の発売戸数は同12・3%増の402戸。東京23区や埼玉県で発売戸数が大幅に減った一方、県内では増加した。

 県内の平均価格が初の1億円超となったことについて、同研究所上席主任研究員、松田忠司さんは「高価格帯のマンションがまとまって分譲される場合、今後も1億円を超える月は出てくるが、(東京23区のように)ずっと続く可能性は低いのでは」と分析する。

 一方、2026年上半期(1~6月)の県内平均価格は、前年同期より20・0%上昇の8346万円で、過去最高だった。発売戸数は同13・8%増だった。

 高値が続いている要因は、土地代の上昇に加えて、人件費や資材価格が高止まりし建設費が膨らんでいることが大きいという。今後について、松田さんは「高値でも売れるような場所にデベロッパーが用地を取得しようとするので、マンション販売は人気エリアに集中する。そのため、平均価格は上昇傾向が続く」と予測する。

毎日新聞

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