冷凍・解凍しても丸くてぷるん 風味低下防ぐ添加剤を開発 愛知

2026/08/22 12:15 

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 「あいち産業科学技術総合センター 産業技術センター」(愛知県刈谷市)と加工デンプンを製造する東海デキストリン(名古屋市)は、冷凍・解凍後も食感を損なわない植物性の添加剤を共同開発した。和菓子などの冷凍流通食品が抱える解凍時の水分移動による形状や食感、風味の低下という課題を克服。麺類やパンなどへの応用も期待される。

 新たな添加剤は、植物由来の繊維「セルロースナノファイバー(CNF)」と既存の植物性添加剤を組み合わせたもの。CNFは食品以外にも繊維や生活衛生品、自動車などさまざまな分野で活用されているが、食品に添加すると食感の向上や賞味期限の延長などの効果がある。

 ◇新添加剤使った冷やしまんじゅう誕生

 センターは冷凍流通食品が抱える課題解決のため、CNFと植物性添加剤を組み合わせる手法を考案。最適な条件を模索し、3年かけて開発した。

 新たな添加剤を使った「冷やしブルーベリーまんじゅう」も誕生。解凍してもきれいな丸い形状を維持し、水まんじゅうのような透明感とぷるんとした食感を実現した。下山ブルーベリー農園(豊田市)で1パック400円で販売している。

 センターの森川豊環境材料室長は「開発した添加剤を他の食品にも応用していきたい」と話した。【菊池真由】

毎日新聞

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