齊藤京子、「夢にも思っていなかった」カンヌで笑顔咲く フォトコールで異例の喝采

2025/05/22 21:00 

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第78回カンヌ国際映画祭でカメラマンの注目を集めた齊藤京子 (C)KAZUKO WAKAYAMA

 俳優の齊藤京子が、フランスで開催中の「第78回カンヌ国際映画祭」において、現地時間22日に深田晃司監督とともにフォトコール(プレス向け撮影会)に登場した。「キョウコ!」「コウジ!」と海外メディアから熱い声援が飛ぶ中、カンヌの海を背に満面の笑みを浮かべた齊藤。撮影中には、世界中から集まった熟練カメラマンたちから「サイコー!」との歓声も上がり、大変な盛り上がりを見せた。フォトコール終了時には、極めて異例ともいえる拍手喝采が湧き起こった。

【画像】フォトコールのそのほかの写真

 齊藤が主演を務める映画『恋愛裁判』は、「コンペティション枠には収まらない良作」を集めるカンヌ・プレミア部門に正式出品されている。現地時間22日午後7時15分からは、ワールドプレミアとなる公式上映が予定されている。

 公式上映とレッドカーペットアライバルを間近に控えた齊藤は、「一生に一度あるかないか、夢にも思っていなかったことなので、ここに来られたことへの感謝を噛みしめながら、レッドカーペットを歩きたいと思います」と心境を語った。

 なお、深田監督は「第69回カンヌ国際映画祭」(2016年)で「ある視点」部門審査員賞を受賞、「第73回カンヌ国際映画祭」(20年)では「オフィシャル・セレクション2020」に選出された実績を持つ。今回のカンヌについて「お客様にどのように受け入れられるか楽しみ」と述べ、「カンヌ国際映画祭に訪れる皆様に齊藤京子さんを紹介できることが一番の楽しみです。こんなにすごい俳優さんがいるのだと知らしめられることが喜びです」と語った。

 本作のテーマは、日本独自の進化を遂げた「アイドル文化」と、その中での常識とされる「恋愛禁止ルール」。このテーマが世界でどのように受け止められるのか、大きな注目が集まっている。
ORICON NEWS

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