『ウルトラマンオメガ』イチドウ アユム役の工藤綾乃、特撮シーンに驚き「醍醐味だと改めて実感…

2025/07/11 05:00 

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工藤綾乃(左)が森田健作パーソナリティのラジオに出演

 俳優の工藤綾乃(29)が、元千葉県知事で俳優の森田健作(75)がパーソナリティを務める13日放送のFM NACK5『青春もぎたて朝一番!』と、21日放送のニッポン放送『青春の勲章はくじけない心』に出演することになり、東京・有楽町のスタジオで収録が行われた。

【写真】ウルトラマンらしいポージングを見せる工藤綾乃と森田健作 のりピーも笑顔

 工藤は宮崎県出身。13歳だった2009年に米倉涼子や上戸彩らを輩出した『全日本国民的美少女コンテスト』に出場し、およそ9万5000人の中から「グランプリ」と「モデル部門」をダブル受賞して芸能界デビューを果たした。同コンテストでグランプリと2部門を獲得したのは初めてだった。

 森田から「オーディションで緊張したんじゃないか」と問われると、工藤は「緊張は全くなかった」と言う。その上で「オーディション前から歌もお芝居も家で練習していたからかもしれません。今でも緊張は」とキッパリ。ダンスやバレエが得意だったそうで舞台慣れしていたという。「今、振り返ってもオーディションは最高の出来だったような気がします。全く悔いがなかったですから」とした。

 演技について森田から聞かれると「(主演映画『泣く綾乃』で泣くシーンがあった時に)本番で思い通りに泣けなかったことがあったんです。それが悔しくて、毎日泣くシーンの練習をしたことがあった」と吐露すると「とりあえず悲しいことを思い出して泣いてみようと思い、音楽を聴くことから始めた」という。「悲しい音楽を聴いて泣くという練習をして、そこから自分でさまざまなシュチエーションを考えてみたんです。喜怒哀楽ではないのですが、いろいろなパターンで泣けるように練習したりしました」と話した。

  テレビ東京系6局ネットで5日午前9時から地上波放送された新テレビシリーズ『ウルトラマンオメガ』でヒロインのイチドウ アユム役を務める。ウルトラマンシリーズに出演するのが夢だったという工藤は、特撮シーンに「テンションが上がりっぱなしだった」と振り返った。

 アユムは国立自然研究センターに属し、日本の絶滅危惧種について研究する生物学者。怪獣が出現した時には政府に協力して調査をし、怪獣と人類の関係性を模索する。小さいころから熊本にあった「ウルトラマンランド」によく行っていた工藤。それだけに「ウルトラマンには縁と愛着があった」と言う。真っ先にオーディションには申し込んだが「その時にヒロインは『若くてフレッシュなイメージ』だと言われていたので、まさかヒロインとして参加できるとは思っていませんでした」そうだが「オーディションを受けることは母には全く伝えていなかったのに、そのオーディションの2日前に母から、小さい頃にウルトラマンと一緒に撮った記念写真が送られてきたんです。思わず、ビックリしましたが、今思うと、その写真がヒロインに導いてくれたのかもしれません」と明かした。

 撮影については、これまでも特撮ドラマには出演してきたことはあったが『ウルトラマンオメガ』では爆破シーンの迫力に驚いたそうで「ここまでガッツリと特撮をしたのは初めてでした。爆破シーンの撮影の時は一瞬、耳がボーッとなりました。やはりウルトラマでは特撮シーンが醍醐味だと改めて実感しました」と話していた。

 番組は、FM NACK5『青春のもぎたて朝一番!』が13日午前6時30分からで、ニッポン放送『青春の勲章はくじけない心』は21日午後3時から「特別番」として放送を予定している
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