『新婚さん』プロ棋士カップル、初対面は20年前→勝負の結果に屈辱的な出来事 結婚1週間後に…

2025/07/11 19:20 

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13日放送『新婚さんいらっしゃい』より(C)ABCテレビ

 お笑い芸人・藤井隆、タレント・井上咲楽が司会を務める、ABCテレビ・テレビ朝日系『新婚さんいらっしゃい!』(毎週日曜 後0:55)の13日放送回には、囲碁界のビッグカップルが登場する。

【写真】女流棋士のなかで歴代2位のタイトル数!現女流本因坊の妻

 今回の新婚さんは、プロの囲碁棋士カップル。妻の藤沢里菜さん(26)は現女流本因坊。小学5年生の時、わずか11歳6ヶ月でプロ合格し、当時の最年少記録を樹立した。これまでのタイトル獲得数は、70人以上いる女流棋士のなかで歴代2位の26個。さらに祖父と父もプロ棋士だという。

 一方、夫の横塚力さん(30)は、妻と同じく七段の実力者。囲碁は男女混合戦が主流で、女子の大会はあるが男子のみの大会は存在しない。つまり2人は夫婦であり、同時にライバルでもある。

 2人について棋士仲間に尋ねると、「相当なビッグカップル」との声が寄せられた。実は現在、囲碁界には26組もの夫婦がいるそうだが、2人そろって優勝タイトルを獲得しているのは相当な偉業だそう。夫は大学時代の20歳でプロ入り。3年目にはリーグ入りし、三段から七段に飛び級した、遅咲きの有望株だという。さらに自宅を訪ねたという棋士仲間は、マンション1階のモニターからエレベーター内でイチャつく2人を目撃したこともあると打ち明ける。

 2人の出会いは、もちろん囲碁。初対面は20年前、夫が小学5年生と妻が小学1年生のときだった。その翌年、妻にとって屈辱的な出来事が。囲碁大会の1回戦で当たって妻が負け、夫はそのまま優勝。そのスピーチで夫は「1回戦は普通に勝って、2~3回戦は苦戦した」と、妻が今でも恨むほどの失言をしていた。

 そして2人はプロ棋士として再会。研究会などでしばしば会うようになり、試合で韓国に一緒に行く機会があった。その食事中、笑うタイミングが同じだと気付いた夫は、妻への好意を自覚。妻は「話しやすいお友達」ぐらいにしか思っていなかったが、夫から毎日、連絡が送られてくるようになり、2人きりでの食事を経て交際がスタートした。

 周囲には秘密にしていたが、一人暮らしだった妻宅に夫が泊まりに来ていた日、あるハプニングが。夫が妻宅で、妻のかわいらしいパジャマをぴちぴちの状態で着て炒飯を作っているところに、夫も幼少期から顔見知りだった妻の母が訪れた。対面した妻の母の一言目が「友達ですか?」だったことに対し、「『なわけないじゃん』って言いたかった」と2人は振り返る。

 ピンチも誠実に乗り越え、7年の交際を経て2024年11月に結婚。その1週間後、2人がプロになって初対決の機会が広島で訪れた。その勝負の結果は。そして、優勝スピーチで、まさかの発表をすることに。
ORICON NEWS

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