杉咲花×南琴奈×板垣李光人、映画『ミーツ・ザ・ワールド』アザービジュアル&キャラクター映像

2025/10/03 09:38 

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杉咲花主演、映画『ミーツ・ザ・ワールド』(10月24日公開)(C)金原ひとみ/集英社・映画「ミーツ・ザ・ワールド」製作委員会

 芥川賞作家・金原ひとみが第35回柴田錬三郎賞を受賞した同名小説を、松居大悟監督、杉咲花主演で映画化した『ミーツ・ザ・ワールド』が10月24日より全国公開される。歌舞伎町を舞台に、自分を好きになれない27歳の女性の新たな出会いを描いた作品だ。公開に先立ち、アザービジュアルとキャラクター映像が解禁された。

【動画】記事内で紹介している3人のキャラクター映像

 擬人化焼肉漫画「ミート・イズ・マイン」をこよなく愛するも自分のことは好きなれず、仕事と趣味だけで生きていくことへの不安と焦りを感じている27歳の主人公・由嘉里を杉咲が熱演。由嘉里が歌舞伎町で出会う住人、希死念慮を抱えた美しいキャバ嬢・ライを南琴奈、既婚者で不特定多数から愛されたいホスト・アサヒを板垣李光人、人が死ぬ話ばかりを書いている毒舌な作家・ユキを蒼井優、街に寄り添うBAR『寂寥』店主・オシンを渋川清彦が演じる。

 アザービジュアルは、歌舞伎町で酔いつぶれていた由嘉里をライが助けたことがきっかけでルームシェアを始めた2人がマンションの廊下で打ち解けた表情で会話する姿や、部屋でライが由嘉里のためにメイクアップを施す様子、さらにアサヒを交えた3人バージョンも。また、ユキと由嘉里がゲームを楽しむ様子を収めたカットも公開された。

 由嘉里のキャラクター映像は、「炭火だってガスだって何だっていい!僕たちは美味しく食べてもらいたいだけなんだ!」と、大好きな漫画のせりふを大声で叫ぶ衝撃的なシーンからスタート。推し活を全力で楽しみながらも、将来に不安と焦りを感じる等身大の主人公が描かれる。杉咲の見事な早口にも注目だ。

 ライは、「私はギフテッドなの。この世から消える高度な才能が与えられている」「私以外のために私は生き続けなくちゃいけないの」と、希死念慮を抱えているライの内面が伝わってくる映像に。

 アサヒは、不特定多数に愛されたいホストで軽薄そうに見えながらも、「俺だって寂しいし」「俺、離婚してくれって言われててさ」と胸の内を明かす場面が盛り込まれている。

 生きづらさを抱える人々の交錯を描く『ミーツ・ザ・ワールド』。杉咲花を中心に、現代の“居場所”を探す群像劇として注目を集めそうだ。


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