米軍「中国軍の危険な行動」巡り中国軍と協議 第2次トランプ政権で初

2025/04/04 07:09 

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 米インド太平洋軍は3日、米軍と中国軍が上海で2日から3日にかけ、海上などでの不測の事態を防ぐための軍事海洋協議協定(MMCA)の作業部会を開いたと発表した。中国の海軍と空軍による「危険かつプロフェッショナルではない行動を減らすこと」に焦点を当てたという。

 作業部会は半年に1回開催されており、第2次トランプ政権では初めて。直前の1、2両日、中国軍が台湾周辺で軍事演習「海峡雷霆―2025A」を実施した。米政府は「中国の攻撃的な軍事活動と暴言は、緊張を再び悪化させ、地域の安全と世界の繁栄を危険にさらすだけだ」(国務省報道官)と批判しており、作業部会の中でも中国軍の行動を非難したとみられる。

 MMCAの作業部会は、2022年8月にペロシ米下院議長(当時)が台湾を訪問し、猛反発した中国側が停止を表明。バイデン前大統領と中国の習近平国家主席が23年11月に会談した際、国防当局間の対話の再開で合意。24年4月に作業部会が再開していた。【ワシントン西田進一郎】

毎日新聞

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