ロシア側代表にメジンスキー大統領補佐官 ウクライナとの直接交渉

2025/05/15 07:38 

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 ロシアのプーチン大統領は14日、トルコ・イスタンブールで15日に計画されているロシアとウクライナの直接協議で、メジンスキー大統領補佐官を筆頭とするロシア側代表団のメンバーを承認した。露大統領府が発表した。

 メジンスキー氏は最後の直接協議となった2022年3月のイスタンブールでの会合でも代表団の団長を務めていた。プーチン氏は協議に出席しない見通しだ。

 大統領府によると、代表団のメンバーはほかに、前駐日大使のガルージン外務次官と露軍参謀本部情報総局(GRU)のコスチュコフ局長、フォミン国防次官の3人。露紙RBKによると、フォミン氏も前回のイスタンブールの協議で代表団のメンバーだった。

 また、代表団とは別に、ウクライナとの交渉に専従するメンバーとして露軍参謀本部の幹部ら4人が承認された。

 15日に計画されている直接協議を巡っては、ウクライナのゼレンスキー大統領がプーチン氏との直接会談を要求していた。【モスクワ山衛守剛】

毎日新聞

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