米相互関税上乗せの停止期限 トランプ大統領「延長も短縮も可能」
トランプ米大統領は27日、7月9日に迫る「相互関税」上乗せ分の停止期限について、「延長も短縮も可能」と述べた。政権幹部から延長を示唆する発言が相次いでいるが、否定も肯定もしない曖昧な態度を続けている。
トランプ氏は7月9日の期限について「我々は何でも好きなようにできる。延長することは可能だ。短縮することもできる」と言葉を濁した。
交渉が停滞している国に対しては、今後1週間半以内に書簡を送ると主張した。「私はただ書簡を送りたい。『おめでとう。あなたの支払額は25%だ』」と述べ、高関税を突きつける考えを示した。
英国と中国以外の主要国では、インドと交渉が進んでいるとの認識を示した。日本への言及はなかった。ホワイトハウスで記者団の質問に答えた。
相互関税の上乗せ分は7月9日午前0時1分に再発動するが、日本など大半の国との合意は見通せないままだ。トランプ政権では、ベッセント財務長官やレビット大統領報道官らが、協議継続のため停止期限を延長する可能性を示唆している。【ワシントン大久保渉】
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