金正恩氏、訪中前にミサイル施設を訪問 ICBM能力を誇示か

2025/09/02 09:44 

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 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記は1日、ミサイル総局傘下の研究所を視察した。朝鮮中央通信が2日、伝えた。金氏は3日に北京で開かれる「抗日戦争勝利80年」の軍事パレードなどの記念行事に出席するため、1日に北朝鮮を出発し、2日に中国入りした。韓国の聯合ニュースは、訪中直前に北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)の能力を誇示する狙いがあると分析した。

 朝鮮中央通信は、金氏が新型のICBM「火星19」型と次世代のICBM「火星20」型に使われる発動機を視察したと伝えた。金氏は「これは、我々の戦略ミサイル武力の強化と能力拡大で、大きな変革を予告する意味ある成果になる」と繰り返したたえた。【ソウル福岡静哉】

毎日新聞

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