日本人3人も韓国機で帰国へ 米ジョージアの外国人労働者拘束巡り

2025/09/10 11:50 

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 米南部ジョージア州にある韓国・現代自動車グループなどの工場現場で働いていた外国人が米移民・税関捜査局(ICE)に不法就労などの疑いで拘束された事件を巡り、拘束された韓国人を帰国させるチャーター機に日本人3人も同乗することが判明した。日本外務省関係者が10日、明らかにした。

 朝鮮日報によると、現地時間10日午後2時半(日本時間11日午前3時半)ごろ米南部アトランタのアトランタ国際空港から出発し、仁川国際空港に到着する。

 捜索の対象となったのは、現代自動車グループとLGエナジーソリューションが合弁で建設している、電気自動車(EV)用のバッテリー工場。4日に外国人475人が拘束され、うち約300人が韓国人だった。報道によると、チャーター便の往復費用は韓国企業が負担する予定で、移送の総費用は約10億ウォン(約1億円)かかるという。【田所柳子、ソウル日下部元美】

毎日新聞

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