プエルトリコは混乱 勝機を引き寄せた日本の足技 野球U18W杯
◇野球U18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)
◇1次リーグA組 ○日本3―0プエルトリコ●(9日・沖縄セルラースタジアム那覇)
相手の隙(すき)をしたたかに突く。日本は得意の足技で先取点をもぎ取り、勝機を引き寄せた。
両チーム無得点の二回2死二塁。日本は9番・坂本慎太郎(東京・関東一)が三塁前へゴロを転がした。相手の三塁手が一塁送球をあきらめるほど強さ、コースともに絶妙なセーフティーバントだったが、見せ場はこれからだ。
坂本がガラ空きになっていた二塁へ加速すると、球を持っていたプエルトリコの三塁手と捕手は気を取られた。この姿に三塁に到達していた横山悠(山梨学院)は「全員ベースから離れていた。『あ、いける』」と思ったという。
本塁へ突入し、タッチをかいくぐって生還。さらに、混乱に乗じて三塁へ進んだ坂本も「関東一では次の塁を狙うことを徹底してきた。練習してきた成果を日本代表で出せた」と誇った。
坂本、横山ともに打力があり、チームでは中軸を担うが、ジャパンでは下位打線で起用されている。2人に限らず、各校の中心選手を集めた急造チームだが、小技に機動力を絡めて連動した攻撃は結束力の高まりを感じさせる。
この日、打線は5安打と本調子ではなかった。それでも、日本には打てなくとも頼りになる技がある。全勝で1次リーグ突破を決め、坂本は「自分の役割を果たすだけ。周りを信じてやっていきたい」と言葉に力がこもった。【長宗拓弥】
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