バイデン氏の再出馬、本人に判断委ねたのは「無謀」 ハリス氏回顧録
米民主党のハリス前副大統領(60)は新著の回顧録で、2024年大統領選でバイデン前大統領(82)が再選を目指して立候補するかどうかの判断を本人と妻ジル氏に任せたことは「無謀だった」と振り返った。「リスクがあまりにも大きすぎた。個人のエゴや野心に委ねるべき選択ではなかった」などと記した。米誌アトランティックが10日、23日に発売される回顧録「107日」の抜粋を公表した。
ハリス氏は、バイデン氏に立候補しないよう伝えるべきだったとの認識を示しつつ、バイデン氏にそう勧めるには自身は「最悪の立場」にあったと指摘。「たとえ私のメッセージが『相手に勝たせてはいけない』だけだったとしても、バイデン氏はそれを私の露骨な野心、おそらくは有害な裏切りと受け取ってしまうだろう」などと記した。
バイデン氏について、「どんなに状態が悪い日でも、トランプ氏の最も良い日よりもはるかに知識が深く、判断力に優れ、思いやりがあった」とし、大統領職を遂行する適性を欠いていたという批判には反論した。ただし、「81歳になり、疲れていた。年齢が身体的および言語的なつまずきとして表れていた」などと記した。
選挙戦中からささやかれていたバイデン氏周辺との不協和音についても触れた。バイデン前政権のホワイトハウスは、保守系メディアからのハリス氏への攻撃には反論せずに見過ごし、「大統領のスタッフが私を取り巻く否定的な報道に拍車をかけていることを度々知らされた」と明かした。バイデン氏の側近を「彼らの考え方は、私が輝けば、彼の存在感が薄れるという『ゼロサム』だった。私が成功することは彼にとっても重要だったが、チームはそれを理解していなかった」などと批判した。【ワシントン西田進一郎】
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