トランプ氏がマレーシア訪問 「平和」と「経済的利益」追求鮮明に
トランプ米大統領は26日、第2次政権発足後初めてのアジア歴訪をスタートさせた。最初の訪問地マレーシアの首都クアラルンプールで、第1次政権時代の2017年以来となる東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議に出席し、「米国は何世代にもわたり力強いパートナーで、友人であり続ける」と表明した。
米国ではこれまで東南アジアは優先度が低かった上、トランプ政権は高関税や資金援助の削減を実施している。各国で対米不信が募る中、トランプ氏は懸念の払拭(ふっしょく)を図った格好だ。ただ、関与の本気度には不透明な部分もあり、継続性が焦点となる。
トランプ氏は26日午前、クアラルンプールの空港に到着。歓迎のセレモニーでは、民族衣装を着たダンサーと一緒に踊ってみせる一幕もあった。
首脳会議に先立ち、トランプ氏は自身が仲介したとする7月に発生したタイとカンボジアの国境を巡る紛争の和平合意の署名式に立ち会った。「我々は多くの人が不可能だと言っていたことを成し遂げた。何百万人の命を救った可能性がある」と誇った。
また、タイとマレーシアとはレアアース(希土類)に関する合意文書に署名した。
第2次トランプ政権の外交では、トランプ氏が自任する「平和の構築者」としての「成果」を強調することや、米国の経済的利益を追求する姿勢を前面に打ち出すことが主要なテーマになっている。今回のマレーシア訪問もこうした路線に沿ったものだ。
トランプ氏は27日に日本に移動し、天皇陛下と会見。28日には高市早苗首相との会談に臨む。29日に韓国に移り、30日に2期目で初めて中国の習近平国家主席と会談する。また、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記との会談実現にも意欲を見せている。【クアラルンプール松井聡】
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