<1分で解説>米利下げ3会合連続 トランプ氏の反応は

2025/12/12 15:17 

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 米連邦準備制度理事会(FRB)は10日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を0・25%引き下げることを賛成多数で決めました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「米利下げとその背景」を解説します。

Q 今回の利下げはどれくらいだったの?

A 政策金利が0・25%引き下げられ、3・5~3・75%になりました。

Q 利下げは何回続いているの?

A 今回で3会合連続の利下げとなっています。

Q どうして利下げを決めたのかな。

A 物価上昇(インフレ)の懸念は根強いものの最近減速が目立つ雇用市場への対応を優先しました。

Q 反対した人もいたの?

A 投票権を持つ12人のうち3人が反対票を投じました。2人が金利据え置きを主張し、1人が0・5%の大幅利下げを求めました。

Q トランプ大統領はどう言っていたの?

A 「かなり小幅だ」と記者団に指摘し、「少なくとも2倍(0・5%)は引き下げられた」と批判しました。また、「FRBのトップは堅物だ」とも不満を示しました。

毎日新聞

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