米CIA、露の主張否定 プーチン氏公邸への「攻撃」巡り 米報道
ロシアが、ウクライナからプーチン露大統領の地方公邸を標的とした攻撃を受けたと主張していることについて、複数の米メディアは、米中央情報局(CIA)が露側の主張を否定する判断を下したと報じた。ウクライナのゼレンスキー大統領も「完全な捏造(ねつぞう)だ」と強く否定していた。CIAはトランプ米大統領にこの分析について報告したという。
露側によると、ウクライナは昨年12月28日から29日にかけて、露北西部ノブゴロド州の大統領公邸に向けてドローン(無人航空機)による攻撃を行い、露側が全て撃墜した。同31日の米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、米当局者の話として、ウクライナ側は同じ地域にはあるが、露大統領公邸からは近くない軍事目標を狙っていたと伝えた。CIAのラトクリフ長官はトランプ氏にこうした分析について報告したという。
露側の主張について、トランプ氏は29日、記者団に対し、プーチン氏からこの日にあった電話協議の際に伝えられたと明かし、ウクライナに「非常に腹を立てている」などと述べていた。
ただ、トランプ氏は31日になって、自身のソーシャルメディアに、愛読する米大衆紙ニューヨーク・ポストの社説を投稿。社説はロシアが和平の妨げになっていると批判し、露大統領公邸への攻撃を巡るロシアの主張についても否定する見方を示していた。WSJによると、トランプ氏のこの投稿はCIAの報告を受けた後で行われた。
ロシアは和平交渉を思惑通りに進めようと、情報戦を展開している模様だ。交渉を仲介するトランプ氏を引きつけるため、ウクライナ側が和平に真剣に取り組んでいないと印象づける狙いがあるとみられる。また、今回の一件を「口実」に、ウクライナへの攻撃を正当化する思惑も透ける。
トランプ氏は過去に、米情報機関よりも、プーチン氏の発言を信用する姿勢を見せたことがある。1期目の2018年、ロシアが16年の米大統領選に介入したとされる「ロシア疑惑」を巡って、介入があったとする米情報機関よりも、疑惑を否定するプーチン氏を擁護する姿勢を示した。
和平交渉を巡っても、トランプ氏は「ロシアは和平を望んでいる」と主張し、合意に期待を示す。一方で、ウクライナや欧州はプーチン氏が和平に取り組む気はなく、交渉を遅らせて時間稼ぎをしようとしていると繰り返し批判してきた。実際、ロシアは強硬な姿勢を崩しておらず、交渉は依然として袋小路の様相を呈している。【ワシントン松井聡】
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