ウクライナ東部のドローン攻撃、死者27人に 露「民間人狙い残虐」

2026/01/02 19:03 

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 タス通信によると、ロシアが占領するウクライナ南部へルソン州の露側現地当局者は1日、昨年12月31日深夜から1日未明にかけて、同州ホルリのカフェとホテルに対するウクライナ軍の無人航空機(ドローン)攻撃があったと発表した。露捜査委員会の2日の発表によると、死者数は「子供2人を含む27人」だという。露政府は「民間人を狙った残虐な攻撃だ」との主張を展開し、緊張が高まっている。

 タスの報道では、現場は黒海に面した場所で、住民が新年を祝っていたところ、ドローン3機の攻撃があり、火災が起きたとされる。露側現地当局で「知事」を務めるサリド氏は、この攻撃がプーチン露大統領の年越しのテレビ演説の最中に発生したと説明した。

 ロシアによるウクライナでの「特別軍事作戦」は、今年2月で開始から丸4年となり長期化している。こうした中、双方は前線での戦闘以外に、相手国内の軍事施設やエネルギー関連施設を狙ったドローン攻撃の応酬も続けている。

 露政府は12月29日には、「ウクライナ側が28日夜から29日未明にかけて、露北西部ノブゴロド州の大統領公邸へ向けて長距離ドローン91機を用いた攻撃を実施した」と発表。ウクライナ側はこれを全面的に否定している。【モスクワ真野森作】

毎日新聞

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