イスラエル、ガザで人質遺体の大規模捜索 ラファ検問所は再開へ

2026/01/26 07:39 

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 イスラエル首相府は25日、パレスチナ自治区ガザ地区に取り残されている人質1人の遺体を捜すため、大規模な捜索を実施していると発表した。米国が主導するガザの和平計画は復興や暫定統治に重点を置く「第2段階」に移行しており、イスラエルは人質の遺体の発見を急いでいる。

 首相府によると、大規模な捜索は先週末から開始。遺体はガザ市東部の墓地周辺にあると見て、捜索を進めている。イスラム組織ハマスは昨年10月の停戦合意時点で48人の人質を拘束し、これまでに遺体を含め47人を引き渡したが、まだ男性警察官の遺体を返還していない。

 和平計画を巡っては、人と物資の往来の要で、エジプトとの境界にあるラファ検問所が今週にも再開される予定だ。米ニュースサイト「アクシオス」によると、ガザからエジプトへの退去の他、物資搬入やパレスチナ人のガザへの入域も認められる方針だ。ただ、イスラエルはガザに入るパレスチナ人の数を制限することを検討しており、自由な帰還が認められるかは不透明だ。

 イスラエル軍は25日もガザ各地を攻撃し、ロイター通信によると、3人が死亡した。ガザ保健当局によると、昨年10月の停戦発効以降の死者は480人以上に上る。2023年10月の戦闘開始以降の死者は、7万1000人を超えている。【エルサレム松岡大地】

毎日新聞

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