米露ウクライナ協議 停戦実施の方法など議論 次回は米国で開催か

2026/02/06 09:49 

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 ロシアとウクライナの和平を巡り、アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビで5日にあった両国と米国の高官級協議を巡り、ウクライナのウメロフ国家安全保障国防会議書記は5日、停戦実施や停戦監視の方法などを議論したと明らかにした。

 ウメロフ氏はX(ツイッター)で「未解決の問題について幅広い議論が行われた」との声明を発表した。米国のウィットコフ中東担当特使も同様の声明を発表。両者によると、3者協議は今後数週間続く見込みだという。

 次回の協議についてウクライナのゼレンスキー大統領は5日の演説で「近いうちに米国で開かれることになりそうだ」との見通しを話した。

 協議は、ロシアとウクライナの和平を仲介する米国の主導で、1月23、24日に続き、4日から2日間にわたり開かれた。ロシアとウクライナの主張で隔たりが大きいウクライナ東部の領土問題で妥協点を見いだせるかが焦点となっているが、領土問題での進展はなかったとみられる。

 一方、ゼレンスキー氏は5日の演説で、ロシアとの間で捕虜交換が実施され、157人のウクライナ兵が帰還したと発表した。捕虜交換は3者協議で5日に合意されていたが、協議の終了後、速やかに実行された。

 ロイター通信などによると、ロシア国防省も、157人の捕虜が交換されたと発表した。捕虜交換は昨年10月以来だという。【ベルリン五十嵐朋子】

毎日新聞

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