タイ下院総選挙 保守派与党が第1党の見通し 連立交渉本格化

2026/02/09 09:56 

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 タイ下院総選挙(定数500)は8日に投開票され、アヌティン首相が率いる保守派の「タイの誇り党」が解散前から大きく議席を伸ばし、第1党になる見通しとなった。地元メディアが伝えた。ただし、単独過半数には届かず、政権与党にとどまるため連立交渉を本格化させる。

 今回の選挙では、隣国カンボジアとの国境紛争を背景に安全保障が争点となり、強硬姿勢を見せたアヌティン氏に追い風となった。一方、改革派の最大野党「国民党」は、2023年5月の前回総選挙で前身政党が得たほどの支持を集められなかった。同党が掲げてきた、社会や王室の改革といった訴えは愛国ムードに押しやられた。

 開票率93%時点の地元メディアの集計では、誇り党194▽国民党116▽タクシン元首相派のタイ貢献党76――など。【バンコク武内彩】

毎日新聞

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