米主要紙「高市首相の対中姿勢が支持に」 衆院選の自民大勝で分析

2026/02/09 10:55 

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 自民党の大勝に終わった衆院選の結果について、米主要紙も相次いで勝因の分析を報じた。高市早苗首相の中国に対する姿勢が国民の支持を得られたとの見方が目立った。

 ワシントン・ポストは「日本の首相の大勝は米国にとっても良いニュースだ」と題した社説を掲載。「高市氏が野心的な改革案への委任を得た」と強調し、米政権が「彼女の成功を助けることができる」と指摘した。また高市氏の掲げる安全保障政策の強化が進めば、中国に対抗する上で、日本が日米同盟における役割をより拡大できるとの期待を示した。

 さらに選挙結果は、日本国民の中国に対する脅威の認識が増していることを反映していると分析。台湾有事を巡る国会答弁を機に日本に対する威圧を強める中国への毅然(きぜん)とした対応が国民に評価されたと分析した。

 ニューヨーク・タイムズも、高市氏の支持者には衆院選の結果が中国へのメッセージになるとの期待があると強調。「日本は妥協することなく毅然とした態度を維持するべきだ」として自民に投票した大学生(22)の声を伝えた。

 ウォール・ストリート・ジャーナルは、自民党の大勝は高市氏の対中姿勢に対する有権者の支持を示唆しているとの見方を示した。また米国の他の同盟国がトランプ政権の高関税措置や外交政策への対応に苦慮する中、高市政権は日米同盟の強化を進めていると論評した。【ワシントン金寿英】

毎日新聞

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