トランプ氏「駆け引きする国には高関税」 貿易合意順守するよう圧力
トランプ米大統領は23日、自身のソーシャルメディアで「米連邦最高裁の判決で『駆け引き』をしようとする国は、従来よりはるかに高い関税に直面するだろう」と述べた。高関税をちらつかせ、20日の最高裁の違法判決で「相互関税」などが無効になる場合でも、各国に貿易合意を順守するように圧力をかけた。
相互関税に代わる新関税は米東部時間24日午前0時1分(日本時間24日午後2時1分)に発動する見込みで、米政権は看板政策である「トランプ関税」の再構築を急いでいる。
新関税は通商法122条に基づく措置で、全ての国・地域が対象。この条項は、大統領が連邦議会の承認なしで最長150日間の関税を課すことができると規定している。当初の関税率は10%だったが、トランプ氏はわずか1日で方針を見直し、上限に当たる15%への引き上げを表明した。ただ、最初から15%にするのか10%関税を発動した後に引き上げるかなどの詳細は明らかにしていない。
これとは別に、トランプ政権は通商法301条を根拠とした関税を発動するため、事前調査に乗り出す方針を示している。調査には一定の時間を要するが、発動期間の制約がないため、301条に基づく関税を柱に据えるとみられる。この際、トランプ政権は貿易合意の履行状況に不満がある相手国に対し、高い関税率を設定する可能性がある。
これに先立ち、欧州連合(EU)の欧州議会は23日、米EU間での関税交渉の合意内容の批准を延期した。批准は、トランプ氏がデンマーク自治領グリーンランドの領有を目指して欧州8カ国に追加関税をかけると表明(その後に撤回)して緊張が高まった際にも一時延期されていた。
トランプ氏が場当たり的な関税政策を打ち出す事態は「予見可能性」(EU高官)を重視してきたEUにとって避けたい展開だ。批准延期は「トランプ関税」を巡る不透明感が増す中で交渉カードを温存する狙いがあった。
ただ、トランプ氏はこうした動きに不満を抱いた可能性もある。各国・地域の対応によっては通商分野で対立が深まる恐れがある。高関税をテコに相手国に譲歩や行動変容を迫るトランプ氏の姿勢は今も変わっていないようだ。【ワシントン浅川大樹、ブリュッセル岡大介】
-
米軍制服組トップがイラン攻撃に懸念か 米報道、トランプ氏は否定
米ニュースサイト「アクシオス」は23日、トランプ米大統領が辞さない構えを示しているイランへの軍事攻撃について、米軍制服組トップのケイン統合参謀本部議長が、攻撃…国 際 3時間前 毎日新聞
-
在レバノン米大使館、一部職員を国外退避 イラン情勢で緊張高まる
米国務省は23日、レバノンの首都ベイルートにある米大使館の一部職員とその家族に対し国外退避を命じた。緊急性の低い業務を担当している職員が対象で、ロイター通信に…国 際 7時間前 毎日新聞
-
トランプ氏、イランへ「2段階」の攻撃検討 体制転換も視野 米報道
米紙ニューヨーク・タイムズは22日、核開発を巡る米国とイランとの交渉が決裂した場合、トランプ米大統領が「2段階」での攻撃を検討していると報じた。 最初に標的…国 際 21時間前 毎日新聞
-
米、イランに微量のウラン濃縮容認も 医療目的、メンツ立てる狙いか
イランの核開発を巡る米国とイランの協議で、仲介しているオマーンのバドル外相は22日、今年3回目の交渉が26日にスイス・ジュネーブで開催されると明らかにした。 …国 際 22時間前 毎日新聞
-
朝鮮労働党大会、世代交代が鮮明に 中央委員は過半数入れ替え
北朝鮮を統治する朝鮮労働党は22日、党大会の会議で金正恩(キム・ジョンウン)総書記再選を全会一致で決めた。「核戦力を中核とする国の戦争抑止力が飛躍的に向上した…国 際 22時間前 毎日新聞













