ミャンマー中部で住民30人死亡 総選挙後も国軍の空爆続く

2026/03/10 13:49 

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 ミャンマー中部バゴーで5日以降、国軍による空爆などで住民30人が死亡した。地域を支配する少数民族武装勢力「カレン民族同盟(KNU)」の発表を基に独立系メディアが9日報じた。ミャンマーでは1月に総選挙が終了した後も、国軍の空爆が続いている。

 KNUによると、国軍兵士約300人が5日、バゴーの村に侵攻し、住民約160人を拘束した。7日にKNUとの衝突が起きると、国軍は無人機や戦闘機で空爆。拘束されていた25人が死亡したほか、5人を処刑した。独立系メディアは、犠牲者には子供14人と女性9人が含まれ、「軍は逃げる住民を銃撃した」との目撃証言も伝えた。

 軍事政権は総選挙を強行して形ばかりの「民政移管」を進めるが、民主派や少数民族武装勢力は抵抗を続けている。西部ラカイン州でも2月24日に国軍の空爆があり、少なくとも17人が死亡したとされる。【バンコク武内彩】

毎日新聞

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