ネタニヤフ氏、イラン新指導者に「命の保証はしない」 戦闘後初会見
イスラエルのネタニヤフ首相は12日、イランへの攻撃開始後、初めて記者会見を開いた。殺害したイランの最高指導者アリ・ハメネイ師の次男で、後継者に選ばれたモジタバ師について「命の保証はしない」と警告した。
モジタバ師は12日に初めて声明を出したが、公の場に姿は現しておらず、「(精鋭軍事組織)イラン革命防衛隊の操り人形だ」と述べた。
ネタニヤフ氏は、戦争の目標を「核開発や弾道ミサイル開発を阻止することだ」と主張。イランの体制転換を視野に攻撃を続けているが、体制転換につながるかは「イラン国民次第だ」とも指摘した。
また約2週間にわたるイラン攻撃によって「イランはかつてと同じ状態にはない。(我々が)団結しても、対抗できない乱暴者でもない」と空爆の成果を強調。合同で軍事作戦を行うトランプ米大統領とはほぼ毎日、協議をしていると述べ、連携をアピールした。
トランプ氏は12日、自身のソーシャルメディアで「米国は世界最大の産油国だ」とし、原油価格が上昇すれば「我々は多大な利益を得る」と主張。一方で、「私にとってはるかに重要なのは、邪悪の帝国であるイランが核兵器を保有し、中東と世界を破壊するのを阻止することだ」と記した。
作戦の目的を巡るトランプ氏の発言は二転三転してきたが、この日は核兵器の保有阻止を挙げ、作戦の意義を強調した形だ。【エルサレム松岡大地、ワシントン松井聡】
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