イラン軍幹部、武力報復を示唆 米が準備中の新経済制裁に反発か

2026/08/22 14:31 

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 米国がイランに対する新たな経済制裁を準備する中、イラン軍のアブドラヒ参謀総長は21日、新たな脅威には「壊滅的な」対応を取ると述べた。陸海空で即応体制を維持していると主張し、武力による報復も辞さない構えを見せている。

 トランプ米大統領は21日、記者団にイランが経済的な苦境に陥っていると指摘。「(イランは)取引をしたいが、まだ適切な取引をする準備ができていない」と述べた。ベッセント米財務長官は24日にイランへの新たな制裁措置を公表する予定で、経済的な孤立を狙う。

 イラン国内からは制裁を警戒する声が出ている。ガリバフ国会議長は20日、国営メディアに「我々がどれほど軍事力を持っていても、国民が飢え、経済成長がなければ生き残れない」と述べ、制裁への対策を講じると指摘。ペゼシュキアン大統領は21日、「世界がイランの勝利を認めている以上、戦争を終わらせるべきだ」と訴えた。

 英紙フィナンシャル・タイムズはペゼシュキアン氏の発言について、米国が経済圧力を強める中、イランの政権内部で、どこまで戦闘を続けるべきかの議論が活発化していると報じている。

 原油輸送の要衝、ホルムズ海峡などを巡る協議も続いている。オマーン国営メディアは21日、イランのアラグチ外相とオマーンのバドル外相が電話協議をしたと報道。米国とイランの協議再開や海峡の航行を巡って意見を交わしたという。【エルサレム松岡大地、ワシントン平野光芳】

毎日新聞

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