独空港のドローン侵入事案、内相「ロシアが関与」 爆発物に特徴

2026/09/02 08:47 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ドイツ東部ライプチヒの空港で8月、爆発物を積んだ不審な無人航空機(ドローン)が発見された事案で、ドイツのドブリント内相は9月1日、ロシアが関与しているとの見方を示した。

 ◇露の総領事館閉鎖などで報復へ

 ドブリント氏は記者会見で「我々はハイブリッド戦争の標的となっている」と述べた。爆発物や起爆装置の特徴が、ロシアが使用しているものと一致しているという。連邦検察庁が捜査を進めていた。

 独政府は、西部ボンにあるロシア総領事館を閉鎖し、ロシア人の入国審査を厳格化するなどの報復措置を取る。

 ◇露側は「ドイツの捏造」と否定

 ロイター通信によると、ロシアのプーチン大統領は1日、訪問先のキルギスで記者団に対し「ドイツが証拠を捏造(ねつぞう)した」と話し、ロシアの関与を否定した。

 ウクライナ支援に消極的なトランプ米政権が発足して以降、ドイツは最大のウクライナ支援国だ。

 ◇空港周辺で他にもドローン確認

 ドローン侵入事案は8月4日深夜に発生。ドローンはウクライナに物資を輸送する航空機の近くで発見され、爆発物を積んでいたが、起爆装置が作動しなかったとみられる。

 南ドイツ新聞によると、周辺では他にもドローンが確認されていた。8月4日、空港の一時閉鎖により着陸を見合わせていた貨物機がドローンとみられる飛行物体に衝突。10日後に空港近くの野原でもう1機が発見されたという。【ベルリン五十嵐朋子】

毎日新聞

国際

国際一覧>

写真ニュース