ロシアの「ハイブリッド攻撃」に欧州が警戒感 ドイツへの連帯

2026/09/02 09:33 

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 ドイツで8月に発見された不審な無人航空機(ドローン)にロシアが関与しているとのドイツ政府の発表を受けて、欧州連合(EU)や英国、フランス、イタリアなどの首脳らは9月1日、X(ツイッター)などでドイツとの連帯を相次いで発表した。破壊工作や虚偽情報の流布などの非軍事的手段を組み合わせた「ハイブリッド攻撃」をロシアが継続的に欧州側に仕掛けているとみており、警戒感を強めている。

 EUのフォンデアライエン欧州委員長は「我々はロシアの侵略に立ち向かうという決意で一致している」と表明した。北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長も「(ロシアが侵攻する)ウクライナへの支援やNATOの集団防衛への決意は揺るぎない」と強調。フォンデアライエン氏とルッテ氏は2日に会談し、対応を協議する。

 英国のバーナム首相は声明を出し、ドイツの対抗措置への支持を明確にした。フランスのマクロン大統領は、ロシアによるとみられるハイブリッド攻撃が欧州で増え続けていると指摘し、「無反応でいるわけにはいかない」と強調。イタリアのメローニ首相も「同盟国の安全保障は我々全員の安全保障だ」と訴えた。

 ウクライナのシビハ外相は「現実問題として、ロシアは自国が欧州と戦争状態にあるとみなしている。たとえ、欧州がそのように認識していなくてもだ」と指摘した。【ブリュッセル鈴木一生】

毎日新聞

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