米在住の台湾総統長男を監視か FBI「中国の代理人」女性拘束

2026/10/05 19:31 

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 米司法当局は4日、台湾の頼清徳総統の米国に住む息子一家を監視していたとして、西部カリフォルニア州在住の女性(34)を拘束した。米当局は、女性が中国当局関係者から指示を受けて、撮影した映像を中国側に渡していたとみている。

 米連邦捜査局(FBI)の訴追資料などによると、女性は2025年6月に訪中した際、中国当局関係者から頼氏の息子を監視するよう指示された。

 同9月に1人の男性とともに米西部ワシントン州シアトルにある息子の自宅周辺に行き、中国の通信アプリ「微信(ウィーチャット)」でメッセージをやりとりしながら映像を撮影。その後、映像や車のナンバーの情報を中国側に送った。

 現場近くの監視カメラには、自宅に戻った息子夫妻や子どもを撮影しているとみられる2人の映像が映っていたという。

 今月4日にカリフォルニア州ロサンゼルスの空港で中国・上海行きの飛行機に乗ろうとしていた女性を捜査員が発見。米司法省に登録せずに外国政府の代理人として活動した容疑で拘束した。認否は明らかになっていない。

 台湾メディアによると、息子は頼氏の長男で、米国の大学院で学位を取得後、シアトルで勤務している。

 台湾総統府は5日、典型的な越境弾圧だと批判する談話を発表。「人権や各国の主権を無視するもので、自由や民主を主張する人々やその家族を脅し、傷つけようとする行為に対し、最も厳しく非難する」とした。【台北・林哲平】

毎日新聞

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